花の短歌

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(32) 「根子岳のウメバチソウ (2009年11月3日)

 秋なれば ウメバチ咲きし 阿蘇の野や 誰におくるか 淡き花の香

 

(31) 「夷守岳山頂のリンドウのつぼみ (2009年10月17日)

 朝露に 濡れて艶めく リンドウの つぼみよ開け 霧は晴れゆく

(30) 「神野渓谷のギボウシとホトトギス (2009年9月12日)

(A)  沢岸のギボウシ

ギボウシの 白き花みつ 憩う沢 見るも見らるも 今をこそ惜しめ

(B)  山路のホトトギス

 新涼の 山路に咲くや ホトトギス 鳥にあらねば ここで散りゆけ

 

(29) 「俵山〜冠ヶ岳のマツムシソウの群生、葉隠れつり舟草、アザミ、なでしこ、

     つるにんじん」 (2009年9月5日)

 工藤リーダーの「マツムシソウ街道縦走(俵山〜冠ヶ岳)」に参加してきました。九月に 入ったとはいえ、さすがに南国、まだまだ暑い登山でした。しかし時折ふく風は涼しく、また日の遮られた路を歩くときは暑さを忘れ快適でした。初めての俵山 それに冠ヶ岳でしたので長い縦走路も飽きず楽しめ、よい足の訓練にもなりました。リーダーそれに同行のみなさまありがとう御座いました。リーダーそれにK さん、早朝の車回しご苦労さんでした。  珍しい草花を多く見ることができ、また皆様との楽しい交流もありよい思い出になりました。これからもよろしく!

(A) マツムシソウの群生

阿蘇の野に マツムシソウの 群れて咲く まつ蜂くるや 風はただ吹く

 

 (B) 葉隠れつり舟草

  
秋近き 阿蘇の野に咲く つり舟の 葉に隠れども 薫りはうせじ


(C) アザミの歌

  
山ゆかば くれない燃ゆる あざみ咲く なぜに棘もつ 愁いありとて

 

(D)草の花は、なでしこ。大和のもいとめでたし。

  
なでしこの ひと花咲きぬ 俵山 清き草なり 才女も愛でし


(E)つるにんじん

  
つる花の 咲きし山路の 帰りみち この花みれば 時も忘れぬ

 

 (29) 「石坂川のイワタバコ」 (2009年8月29日)

 沢の岸辺のイワタバコ 

  イワタバコ 音なく誘う 花なれば 序奏なりしか 沢のせせらぎ

 (28) 「矢岳・竜王のナツツバキとヤマボウシ」 (2009年7月9日)

 川原(元)リーダーの「木曜登山会」に久しぶりに参加しました。今回は「高千穂河原〜矢岳、竜王、炭化木沢周辺」でナツツバキやヤマボウシなどの花を探索・観賞する山行です。梅雨の時期なので雨が心配でしたが、幸いに降雨には遭わずに曇り空の歩き易い天候でした。同行の皆様の報告にありますように、ヤマボウシはピンク色が例年より多く、花は今年は少ないようです。ナツツバキの花は今年は当たり年で、蕾もまだ沢山ついていました。キノコなども目に付き気持ちの良い森林浴ができ若返りました。川原(元)リーダーそれに同行の皆様いろいろお世話になりありがとう御座いました!!

(A)  ナツツバキ

朝咲きて 夕には散るか 娑羅の木の 清楚な花の 風に散る夏

 

(B)   ヤマボウシ

濡れてこそ 白く艶めく ヤマボウシ 夏を凌ぎて 赤き実になれ 

 

(27) 「国見岳のオオヤマレンゲと山芍薬」 (2009年6月27日)

 梅雨の真っ只中のこの時期に企画された内山リーダーの「脊梁シリーズ第5弾 国見岳(1738m)」に雨を覚悟で参加しましたが、幸いに登山中はうす曇の登山日和で汗は沢山かきましたがそれほど暑くはなく快適な登山ができました。内山リーダーそれに同行のみなさま楽しい登山どうもありがとう御座いました。登山口までの林道の一部が「通行禁止?」という悪路で、リーダーの巧みな運転とKさんの四駆でやっと目的地に着きました。単独では、なかなか行けないところです。山はブナなどの原生林の残る素晴らしい山で、山芍薬(咲いた後)、バイケイ草、オオヤマレンゲなどが惜しげもなくそこ此処にあり山頂付近にはシャクナゲの群落がありました。国見岳は脊梁の最高峰だそうで韓国よりも高くそのためか、山頂は寒かった。九州島(筑紫の嶋:古事記)の背骨である脊梁山脈の素晴らしさはまだ秘められているようです。

(A)  国見岳

  寂寥と 森や鎮まる 国見岳 筑紫の嶋の 命はめぐる

 

(B)  オオヤマレンゲ

深山の 白き妖精 夏くれば 花に変化か 夢のひととき 

 

(C)  山芍薬 

白き花 散りて結びし 青き実の ペオニアありき 春過ぎて夏 

 

(26) 「夷守岳の卯の花」 (2009年6月14日)

  霍公鳥(ほととぎす)鳴く夷守の 卯の花の 憂きこと消ゆる 美しさかな 

 

(25) 「大幡川の二色のうつぎ」 (2009年5月30日)

 夏きぬと 花より知れり 大幡の 二色のうつぎ 沢を彩る

 

 

(24) 「大浪池のマンサク」 (2009年3月3日)

 春の嵐が去り、天気がこの上なく良かったので大浪の池に行きマンサクを見学してきました。今日の大浪の池は、休日、晴天それにマンサクの花と三拍子がそろっていた為か大変賑やかでした。花は咲いていましたが、花を付けている木は少ないようです。花よりも大浪から見る高千穂・新燃や韓国の眺めが素晴らしい好天気でした。

(A)  マンサク

  春たちて マンサク咲きし 大浪の 池に映るや 憧春の我

(B)  新燃岳の息吹

  山が燃え 草木も萌える 霧島の 春嵐さりて 息吹穏やか 

 

(23) 「霧島・烏帽子岳の枯れススキ」 (2009年2月5日)

 川原リーダーの木曜会(?)に久しぶりに参加しました。今回は登山に程よい気温の冬の晴れ日に「霧島・烏帽子岳」に登れて楽しい思い出になりました。リーダーそれに同行の皆さんありがとうございました。 神話の里からの登山コースは、なだらかなハイキング路それにかなりの急坂路もあり、また霧島連山の眺望のよいところもある変化に富んだコースでした。この山はマムシが多いので時期としては冬が安心です。登る途中で立ち寄った霧島の七不思議の「文字岩」は、文字が書かれていると思われる岩の隙間が暗くて残念ながら正体がよく分かりません。正体が分からないので不思議と言われているのでしょう。

(A)  烏帽子岳の文字岩

   文字岩の 暗き隙間に 神話棲む 梵字に見えよ 岩のキズさえ 

 

(B)  烏帽子岳の枯れススキ

  高千穂の かすみて見ゆる ススキ野に 今日こそ登れ 春は立ちたり

  

(22) 「佐多岬のソテツ」 (2009年1月24日)

 内山リーダーの正月企画である「御崎山と佐多岬」に初めて参加しました。低山ながら、藪こぎと溶岩の海岸を歩くハードな登山であり、本土最南端の海と山が素晴らしく灯台も趣がありました。 佐多岬灯台は明治の初めに「江戸条約」に基づいて造られた由緒のある灯台の一つだそうです。また、先の太平洋戦争のときにこの灯台は破壊され、戦後になって再建され今回は改装工事中でした。古くから船の位置を知る重要な役割をしてきた灯台も、最近ではGPS(衛星測位システム)の普及によりその重要性が薄れてきた。リーダーそれに同行の皆様いろいろお世話なり、ありがとう御座いました。

(A)  白搭見ゆる佐多岬

 灯台の 白搭見ゆる 佐多岬 歴史は流る 最果ての地に

(B) 飢餓なき幸せ(佐多岬のソテツの実)

 誰がために 朱色にみのる ソテツの実 海風吹きて 採る人もなし

 

(21) 「石堂山のキノコ」 (2008年9月27日)

 米良三山の一つである石堂山とその隣の樋口山に登り、西米良温泉「ゆたーと」に泊まる内山リーダーの山行に参加しました。リーダーそれに参加の皆さま楽しい山行ありがとうございました。 雨の多い今日この頃ですが、幸いに雨も降らず厳しい日射もなく登山ができ予定のコースを歩けました。石堂山から樋口山の間は標識がなく、また踏み跡もはっきりしなくて初心者は道を見失いそうなところです。珍しい花や美しい花がちょうど見頃で、また秋らしくキノコもここそこに発生しいて奥山らしいところです。泊まったコテージの辺には大きな清流があり、釣り人が長い竿を振っている姿が見えました。

 精霊の 宿りて白き きのこ生ゆ 石堂山の 秋の訪れ

 

(20) 「高隈ホトトギスと天人草」 (2008年9月20日) 

  内山リーダーの「高隈山南部縦走」に参加しました。リーダーそれに同行の皆様いろいろお世話になりありがとうございました。 動きがのろのろして心配をしていた台風は登山の1日前に東の海上に遠ざかり前日は台風一過の好天気で、登山当日も日焼けを心配するほどの天気を予想していましたが、昼食時に強烈な日差しを感じた外は曇り空で日射で暑い思いはせずに済みましたが、無風で蒸し暑くまだ夏山のようでした。 縦走は思いのほかハードで、すこし登山を休んでいた我が脚は疲れペースが落ち皆さんにご迷惑をおかけして済みませんでした。途中、Oさんが藪道を歩いてたときにマムシを見つけMさんが木の杖で退治したというハップニングがありましたが無事に縦走が完了しました。登山を終えて温泉でさっぱっりとして帰宅し、旨いビールを飲み充実した1日を送ることができ感謝しています。 今回縦走しました、横岳(1094m)、平岳(1105M)、二子岳(1107m)、御岳(1182m)はすべて初めての登頂でした。山行の時期がよくお目当てのタカクマホトトギスが満開で当たり年と思えるほど沢山咲いており、またテンニンソウはまだ咲き初めでかなり虫に食われていて残念です。

(A)  高隈ホトトギス

   秋風を 誘いて咲けよ ホトトギス 凪し高隈 我に風ふけ

 

(B)  高隈山の天人草

  大隈の 高隈山の 奥深き 天人草は 何処を想いし

 

(19) 「野焼き後に咲くアソキスミレ&オキナグサ散策」 

     2009年4月18日(土)

  阿蘇山は車の中からは度々見ますが、登ったことがあまりないので、今回の「野焼き後に咲くアソキスミレ&オキナグサ散策・夜峰山と御竈門山」は思い出深い山行になりました。

 企画された工藤リーダーそれに同行の皆様ありがとうございました。お目当ての花たちの開花時期とタイミングが合い、また風の無い好天気に恵まれ気持ちの良い登山・散策がでました。

 野焼きの後からすぐ新しい草が萌えでる。野焼きは枯れ草の弔いか、はたまた新しき命の誕生の序曲か。創生と消滅の間の「流れ」に命の姿がある、あるいは「すべて他のものの死を生き、他のものの生を死している」という輪廻転生のドラマがここ阿蘇の野で体得できました。

(A)   火の国の 山は火を吹き 野は焼ける ワラビは萌えて   阿蘇に春くる

(B)  野焼きのあとの「アソキスミレ」

 黄色の 花乱れ萌ゆ 阿蘇の野に 枯れ草燃ゆる 宴を偲ぶ

(C)    日本タンポポ

   たんぽぽの 黄の色こそは 春の色 四季の巡りを  花にたしかむ

(D)    絶滅危惧種の「オキナグサ」

     この地より 永久に消ゆるか 翁草 人がなきとて 春に咲くのに

(E)  亡き妹に (スミレ)

   紫は 思い出の色 妹と 摘みしスミレよ 幼き頃に

 

(18) 仰烏帽子山のキツネノカミソリ 2008年8月7日)

 川原(元)リーダーの「キツネノカミソリと仰烏帽子山」に参加しました。幸いに木陰が多く夏山の低山でありながらそれほど暑くなく、またいろいろな花を観賞できました。リーダーそれに同行の皆様ありがとうございました。 今回はリーダーの情報により、1週間まえに開通したという新しい林道を利用して、椎葉谷コースの登山口から元井谷に降りるコースをとりました。 登山口から「牛の鼻ぐり岩」の前を通り、涸沢沿いに歩いているとブーンという音が聞こえ、その直後に私の後続の2名がハチに刺されました。一人は黒のズボン、もう一人は黒のシャツを下着に着ていた。やはり、黒色はハチを刺激するのかもしれません。 夏の植物探索と言うことで、皆がいろいろな花を見つけては、同行の花博士に名前を聞きましたが、その数が多くて忘れてしまって残念です。 お目当てのオオキツネノカミソリは登山も終わりに近い谷で2回出会いました。最近この花は少なくなってきているのでしょう。ヒガンバナ科の花らしく山の花にしては華麗です。下山後は五木村で好物の厚揚げを買い、温泉に浸かって無事に帰宅できました。

  盆くれば 五木の里の キツネ花 逢いたき人を 待ちて咲けるや 

 

 

(17) バイケイソウ 2008年7月10日:白髪山)

 川原リーダーの今回の木曜日企画である「バイケイソウと白髪岳」に参加し、梅雨明けの明るい空のもと群生しているバイ ケイソウの花盛りを見ることができ幸いでした。バイケイソウは春先に見たときは、葉っぱが青々として如何にも美味しそうな野菜に見えましたが、実は有毒だ そうです。今回は春よりも大きくなり白い花をつけていました。
 白髪岳は、冬期には樹氷が白髪のように見えるそうで、この山の地形的特質から特に樹氷が成長しやすいのでしょう。この辺りは自然環境保全地域に指定され ていてブナ林のほぼ南限とのことで、新しいシカ避けのネットも所々に設置されています。また、最近少なくなってきた「自然の林」が残されていて、動植物の 種類が豊富で見ごたえがありました。企画された川原リーダーそれに同行の皆様いろいろお世話になりました。また、温泉もよかったです。


  
白髪岳 山肌青き 夏なれば 名はバイケイの 花に偲ばる

(16) 幻のキノコと言われる女王キヌガサタケの昼の姿?(2008年7月10日:白髪山)

  
網目なる 絹の衣を まとう姫 薄命なりし キノコの女王

(15) 大樹に寄生して花を咲かす草: 羽蝶ラン (2008年7月10日:白髪山の先)

    名も知らぬ 可憐な花よ 幹に咲く 美しき君 樹を惑わすや

 

(14) イワカガミ: 九重王道登山 2008年5が25日

  しおらしき 君のごとくに 咲き恥じる 紅色うすき 花イワカガミ

 

 

(13) 福寿草: 仰烏帽子山 2008年2月28

 福寿草 黄金に咲きて 春をまつ のけぼし山の 寒さは清し

 

 (12) 仰烏帽子山 2008年2月28

 花ひとつ 村を守りて 咲きゆくか 五木の村に 槌音響く

 

(11) 霧島の「矢岳」:ミカエリ草の花:2007年9月29日:

  魅惑する うす紅色の この花に 蜜を求めし 蜂も妖しき

 

(10) 「夷守・大幡」:丸岡の「やぶれがさ」の群落: 2008年55

 やぶれがさ 競いて萌えし 丸岡の 緑に染みる 木漏れ日の路

 

(9) 和気神社の「藤まつり」 2008427日(日)

  紫の 花の香りに 偲ばる々 和気清麻呂 配流の嘆き

 

(8) 小鍋にて二人をガイドして下山:「九重・三俣山」2007年10月27日

 三俣の 紅葉に魅せられ 道迷う 若き二人の 秋の思い出

(7) 由布の別荘の道「九重・三俣山」2007年10月27日

  紅葉と 黄葉が競う 由布の秋 湯けむり恋し 里山の後

(6)  森の秋:「九重・三俣山」2007年10月28日

   紅に 散りゆく秋の 楓の葉 静かに舞いて 森を彩る 

(5) 霧島のススキの野原 2007年9月23日

  黄金なす ススキの野原 風に揺る ウエィブの如く 波よ伝われ

(4) 白馬のタカネナデシコ 2007年9月3日

ナデシコの やまとの乙女 麗しく 咲き乱れて 今をときめく

 

(3) ゆき割りて 紫淡く 咲く花よ ヒマラヤ歩む 我は微笑む

 

 

(2) つゆはれて ましろきはなの やまぼうし 

        いまときめきし よつのはなびら

「山紫陽花と高千穂峰」高千穂峰の山麓のヤマボウシ 2008626()

(1) 青梅雨の 育てし緑 滴る々 森を彩る 紫陽花の藍

 

「山紫陽花と高千穂峰」2008626()